wani の音楽日記

音楽が好きな社会人です。 とはいえ音楽経験は全くないので完全フラット素人目線の自己満垂れ流しブログです。

出会いの季節(人ととは言っていない)

こんにちは。

 

さて、今日から四月(執筆の段階では)。新しい年度の幕開けです。新元号は「令和」に決まりましたね。日本らしくて僕は好きです。

 

四月といえば春も真っ只中、出会いと別れの季節だなんて謳われる時期ですが。

 

いやいや、そんなんどうでもええねん。出会いと別れなんて陰キャには無縁の話。僕にとって春はただただ

 

花粉の季節、です。

 

 

そうです。私、超絶花粉症なんです。

2月前半頃から兆候が出始めます。家から駅までの10分弱、くしゃみと鼻水が止まりません。3.4月が近くなると加えて常に目がかゆい。目薬とポケットティッシュパブロン鼻炎カプセルが手放せません。 

おまけに部屋の箱ティッシュが3日に一度ローテーションするから母親から疑念の目が絶えない。鼻水が絶倫すぎるだけなのに。

 

花粉が憎くて憎くてしょうがない。この気持ちわかってくれる同志いらっしゃいますよね?

 

最近じゃ3人に1人が花粉症と言われる時代なのでまさに国民病ですよね。

 

 

そんなクソくだらない前置きはさておき、今日はいつもとは少し変わって春に聞きなくなる曲をご紹介しようと思います。

人との出会いがない分()、音楽くらいとはいい出会いをしたいものです。そしてもちろんみなさんにもいい音楽を知ってもらいたい。 

  できるだけ知っている人の少なめなマイナーなラインを攻めようと思うので、興味のある方だけ見ていってください! 

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ストロベリームーン

ストロベリームーン



マイナーとか言っときながら1曲目からどメジャーバンドで草。皆さんご存知 Silent Sirenの「ストロベリームーン」です。

元は読者モデルが集まって作られただけあって、ビジュアルも美しい4人組ガールズバンドです。

 

恋愛が上手くいかない女の子が夜な夜なお月様に相談事をする、みたいなとても可愛らしい曲です。Aメロから優しいアルペジオとキーボードが春の夜感を演出しています。

 

Bメロで

今日もひたすらにら睫毛濡らしてる

薄明るい夜に照らされて

と悲しげフレーズで演奏も落ち着いたところからサビの

ストロベリームーン お願いまだ消えないで

もう少し話を聞いてよ

にかけて優しくクレッシェンドがかかるところがとてもグッときます。演奏で感情表現している感じにときめいてしまう。高い音を地声で歌っている時にすこし喉にかかる感じがとてもツボです。誰かわかってくれる方いませんかね?

 

 

やはりすぅちゃんの声はこのテンポこの音域が1番栄える。ガールズバンドっていいな(迫真)

 

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2曲目はグッドモーニングアメリカの「境界を越えて」。こちらも比較的有名です。

 

好きだった子が遠くへ行ってしまった、会うことは出来ないけど心だけでもあなたの元に行きたいよ みたいな曲です。

まさに出会いと別れ()の季節に聞きたい1曲ですね。

 

イントロは爽やかなエレキのサウンドから始まり次いで軽快な演奏が重なります。

Aメロのベースラインがなんだか絶妙に悲しげな雰囲気を醸し出します。

 

ボーカル金廣さんの声は特徴的で、高音域まで張りがありとても爽やかな印象です。この曲ではAメロBメロ、サビで巧妙に歌い分けられていてかなり聞き応えのある一曲となっています。

Aメロでは前述の通り寂しげな感情がうかがえる歌い方で、音圧も控えめ。

Bメロではサビにかけての盛り上がりに繋がるすこし浮き足立った感情感とバックではベースギタードラム御三方のコーラスがメインボーカルの表現を上手く際立てているかんじ。

 

サビの

Oh

心は 鳥になって

あなたへ 羽ばたきたいとご 御涅る

の部分ではそれまでの切なさを感じさせない前向きな印象、ハモリが爽やかでグッドモーニングアメリカらしさが前面に出ています。。

 

金廣さんの透明感のあるファルセットと所々で一瞬裏返るメリハリのあるチェストボイスが癖になりますね。

 

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ローレライ(カバー)

ローレライ(カバー)

  • majiko
  • J-Pop
  • ¥250

 

3曲目はまじ娘さんのローレライという曲。VOCALOID曲のカバーになります。

 

まずはじめに、まじ娘さんというボーカリストをご存知だったでしょうか。かなりイチオシです。元々ニコニコ動画の歌い手として活動されていましたがいつのまにやらメジャーデビューしてました。おめでとうございました。

 

この曲では随所の高音を柔らかく歌い上げ今にも消えていきそうな儚げな雰囲気を滲ませます。呼気多めのハスキーな声とバックのピアノのサウンドがとても心地いい。最高の耳触りです。

 

歌詞もとても綺麗な言葉選びがされています。

真夜中に溺れた 虹色の泪は

シャボン玉になった ふわり空にとける

 

演奏、歌詞、そしてボーカルまで1曲を通してハイセンスな楽曲。眠る前に聞きたくなります。

 

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コンビニ

コンビニ

  • カネコアヤノ
  • ロック
  • ¥200

 

4曲目。カネコアヤノさんの「コンビニ」です。

今までとは少し違う、なんだか朗らかなメロディーライン。独特の脱力感があるカネコアヤノさんの声が、むず痒い歌詞を少し大人っぽく歌い上げています。

 

Aメロではアルペジオでポップ気味なコード進行、間奏からギターが増え耳が楽しくなってきます。

Bメロはとても気持ちいいリズムチューン、話したことも無いコンビニ店員さんに恋心を寄せる主人公のドキドキ感、ワクワク感のようなものが伝わってきます。

 

サビではメロディーの音の数に対し微妙に字余りな歌詞が耳に残ります。

ああ どんな どんな私服を着るんだろう

好きな 音楽はなんですか?

聞けるわけがない 聞けるわけがない

商品選んでる フリしてる

文字にしてみると甘酸っぱさがより鮮明になります。こんな恋してみたいですね。

 

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1992

1992

  • Omoinotake
  • J-Pop
  • ¥250

 

最後に紹介したいのはOmoinotakeの「1992」です。

 

島根県出身のスリーピースバンド、Omoinotake。渋谷を中心とするストリートライブでその認知度を広め、今かなり注目されています。

いわゆるシティポップ調のオシャレなサウンドです。イントロのキーボードがとてもオシャレにジャズっぽさを生んでいる。

 

僕自身あまり好んでブラックミュージックを聞くことは無いんですが、このバンドの音楽はとてもナチュラルに聞き入ってしまいます。

 

Aメロでエモーショナルで現代風なヒップホップテンポが続き、Bメロでのボーカル藤井レオさんの厚みのあるファルセットのギャップにやられます。

指弾きのベースがキーボードの音色に深みを持たせ響きのある落ち着いた音が大人の音楽を演出していますね。カッコイイ。。僕にもっとシティポップを教えてくれ。

 

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とまあ、つらつらと何曲か紹介させていただきました。こうして並べてみると別に「THE 春」って感じの曲は一つもないですね、すみません。

 

けどまあいいじゃないですか。音楽番組で特集されるような、ありきたりなメジャーソングもいいですけど、普段あまり聞かない、自分の踏み入れたことのない領域まで手を伸ばしてみるのもたまには乙なものだと思いますよ。謎の上から目線(笑)

 

僕の紹介した音楽を聴いて、少しでもいいなと思ってくれた人がいたならとても光栄です。自分がアーティストで自分の音楽を褒められた気分です。

また次の機会でも何かにこじつけていろんなオススメの楽曲を紹介していきたいと思います。

 

では。

アンテナって知ってる?

こんにちは。

 

 

目次

 

 

 

今日は僕が皆さんに聞いて欲しいバンドを紹介したいと思います。それが「アンテナ」というバンド。

 

ニューレトロ

 

アンテナは仙台発のバンドです。メディアへの露出が少ないため、あまり知っている人はいないのではないでしょうか。

 

昨年の4月頃よりボーカルの渡辺さんの病気の都合で活動休止されていたのですが、年末に活動再開し、それをきっかけに僕も初めて知りました。

 

2010年頃結成された後に何度かメンバーが入れ替わり、現在は渡辺諒さん(Vo. Gt. Key)、本田尚史さん(Dr. Co)、池田晃一さん(Gt.Key.Co)、鈴木克弘さん(Ba.Co)の4人で活動されています。

 

 

アンテナの公式サイトには"仙台発のニューレトロバンド"と記載されているのですが、まさにその通り、このバンドの音楽をジャンル付けするとしたら「ニューレトロ」としか言いようがないのです。

 

こんなにしっくりくる言葉があるのかと驚く程にしっくりくる。初めて聞いた単語だけど。

ニューレトロとは何かというと、新しいを意味する「new」と、懐古的を意味する「retrospective」の複合語ですね。たぶん。

一見矛盾しとるやんけって思うかもしれませんが、違うんです。「新しい形のレトロミュージック」なのです。

 

 

まあ全ては、聞けばわかるんですけどね、、、

 

渡辺諒のココがすごい!

 

まず、僕が初めて聞いた時の第1の感想は

 

何だこの歌声は。

 

でしたね。とても柔らかくて包み込んでくるような優しい声。低音域から高音域まで全てがファルセットのように聴こえる不思議な歌声です。

例えるなら、スピッツの草野さんと徳永英明さん、小田和正さんを足して3で割ったような感じですかね。

 

 あいにくまだライブには行けていないので生歌の歌唱力は未知なのですが、高音の伸びがとても心地いい。

 

あいたたた

あいたたた

  • アンテナ
  • ロック
  • ¥250

 

 

この曲なんか聞いていただけると分かると思います。男性なら分かると思いますが、ここまで違和感なく低音と高音を繋げるのはかなり難しいです。

是非一刻も早く生歌をご拝聴させて頂きたい。。。

 

 

そして渡辺さんの才能はボーカリストとしてのみでなく、作詞作曲能力にも顕著に現れています。

 

アンテナのほとんど全ての楽曲の作詞作曲は渡辺さんが1人で担当しています。

これだけで十分すごいのですが、渡辺さんは自分の歌声、自分たちのバンドサウンドに合った音楽を作ることに非常に長けている気がします。

 

モーンガータ

モーンガータ

  • アンテナ
  • ロック
  • ¥250



僕はまた懲りずに 闇に向けて 歌う

儚く瞬いた 灯のように 

潔く消え去る ほど素直に

出来ちゃいない 笑っちゃうよな

僕とあなたも 終わらないのさ

 

深い 深い 青

深い 深い 青

  • アンテナ
  • ロック
  • ¥250

 

あれから僕もちょっとでも 

優しくなれたのか

吸い込まれそうなほどに 深い 深い 青

泣くなよなぜかさっきから 

胸が裂けそうなんだ

早く あなたのところまで

連れてってほしい 深い 深い 青

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抽象的ながらも意外とストレートなラヴソング。曲名にもある通り大体の曲が深い深い青色の印象です。BPMはどれもゆっくりめで、歌詞がスッと入ってくるような柔らかいメロディー。

ボーカルの特徴的な歌声が見事に調和します。

 

なんだか深海の中にいるような、とても不思議な力のある歌詞と歌声。

 

深海おまじない

深海おまじない

  • アンテナ
  • ロック
  • ¥250

 

 

ほら、やっぱり自分達のことがよくわかっているんだなと思います。僕の言いたいことは全部曲になっているんじゃないかってくらい。

 

 

演奏の特徴

 

特徴的なのは、その歌声やメロディーだけではありません。レトロ感のある演奏に聞こえますが一つ一つの音は非常に現代的。優しくエコーするギターサウンドや、特徴的なリズムパターンがサブカル心をくすぐります。

 

そして僕、このバンドのキーボードがとても大きな役割を果たしていると思います。

 

大きな武器であるこのバンドのメロディーがダイレクトに伝わってくる。ギターだけでも十分なのが、キーボードが加わることによって自然に強調してくれる。

 

思えば僕の好きなバンドには大体キーボードがいる気がします。。

 

 

ラヴ ラヴ ラヴ

ラヴ ラヴ ラヴ

  • アンテナ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

イントロの透明感とボーカルの透明感。素晴らしい。

少し機械的サウンドも今風っぽくて新鮮さも兼ね揃えている。かといって軸であるボーカルを邪魔せずに際立たせる。

 

あえて言っておこう。このバンドは必ず流行る。

 

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ごめんなさい、今回はマジでただの僕の好みの押し付け記事でした。けど僕の記事を読んでくれるようなハイセンスの方々ならきっとハマって頂けると思います笑

 

じゃあみなさん、今月半ばにアンテナのライブで会いましょう。

 

 

では。

元カノはSHISHAMOが好きだった

 

こんにちは。

 

目次

 

 

 

好きなアーティストや好きだったアーティストとは別に、「思い入れのあるアーティスト」ってものが存在します。

 

僕の場合、一口に「思い入れのあるアーティスト」と言っても何個か思い当たるのですが。特に思い入れが強いアーティストと言えばそうですね、

 

SHISHAMO

 

ししゃも。スリーピースのガールズバンドです。彼女と出会うまではほんとに数曲しか知らなかったんですけどね。

 

 

僕に彼女ができたんだ

このバンドの話をする上で僕の自分語りはどうしても欠かせないので、不快に思う方はどうぞすっ飛ばしてください。

 

大学1年生の最初の方、男子校という檻から放たれて間もない頃です。高3の三学期から関わりのあった女の子と付き合い始めました。彼女は軽音部の女の子で、SHISHAMOと同じ、スリーピースのガールズバンドでボーカルをしていました。ベースボーカルでしたけど。

 

僕は当時居酒屋でバイトしてたんですけど、その頃から狂気的なほどカラオケが好きだったので、同じカラオケ好き(?)同士付き合う前からしょっちゅうカラオケに行ってました。

 

彼女が決まって歌うのはSHISHAMO。聞かずとも好きなんだろうなぁと思ったのを覚えています。

そしてもちろん、僕も聞きまくり漁りまくるわけです。好きな子の好きなバンドなんだから聞かない理由がないです。

 

そしてカラオケデートを数回重ねたあと、交際が始まりました。「僕に彼女ができたんだ」状態です。

 

僕に彼女ができたんだ

僕に彼女ができたんだ

 

僕に彼女ができたんだ

それはそれは 可愛いんだ

僕に彼女ができたんだ

今すぐ 誰かに 自慢したいよ

 

女の子が歌う男視点の曲って珍しいですよね。なんだか新鮮で可愛らしいイメージです。

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女ごころ

 

かれこれ1年半くらい付き合ってたかなぁ。付き合ってからも死ぬほどカラオケ行って、死ぬほど彼女の歌うSHISHAMOを聞いて、気付いたら僕も自分からSHISHAMOを聴くようになってましたね。

 

 

しかしまあ、これは元カノの話。

 

つまり別れがあった訳で。

 

 

細かい話は割愛しますが、だいぶ引きずりました。振ったのは僕だったんですけどね。

 

 

それからしばらくSHISHAMOは聴きませんでした。無理矢理明るい曲聴いたり、backnumberをイヤホンで聴きながら1人でうんうんと頷いたり。

 

忘れてきたある日、シャッフル再生していたらSHISHAMOの「女ごころ」が流れてきたのです。

 

女ごころ

女ごころ

 

ずっと ずっと

私はあなたのものだった

ずっと ずっと

あなたのために生きてきた

さようなら あなたを好きだった私

本当に 好きだったよ

 

その夜は泣き過ぎて枕がひったひたになった。

 

 

ボーカルの宮崎朝子さんの可愛らしくも哀愁のある歌声が相まって「女ごころ」の切なさを増幅させます。

この曲は、僕にとっては忘れたくても忘れられない、クソほど思い入れのある楽曲なんです。くぅ。

 

聴いた人を感極まらせることが出来るなんて、ボーカリストとしての実力も一級品ですね。

 

 

ちなみにだけどライブも行った

 

別れるちょっと前くらいかな。知り合いの招待で学園祭に来ていたSHISHAMOのライブに行ったことがありました。

 

正直結構なめてました。が、良い意味で予想を大きく裏切ってくれる、学園祭とはいえ熱のあるライブで、終始大興奮でした。

 

アップテンポのチューンではガールズバンドと思わせない迫力のある演奏を見せ、バラードではガールズバンドならではの繊細さで巧みに表現する。

 

 

 

僕にとってのSHISHAMO

 

可愛らしくてちょっと切なくてキュンキュンする。それが世間一般のSHISHAMOの曲に対するイメージですかね。

 

僕にとってのSHISHAMOの曲は、切なくて切ない、ぜひともこれからの彼女には歌って欲しくない。って感じですね(笑)

 

 

音楽って凄いですよね。人を悲しませたり楽しませたり、思い出を掘り返したりもできるんですよ。

 

これからも音楽に思い出をなすりつけながら、長いであろう余生を享受していこうと思います。

 

では。

backnumber清水依与吏は絶対に性欲旺盛

こんにちは。

 

目次

 

 

僕も今年から大学3年生。年始に成人式を無事に迎え、新たな門出に立っている訳です。

 

いや〜20年。人生の4分の1くらいですかね?思い返せば色々なことがありました。

 

小5で初恋をし、好きな子を追いかけて料理クラブに入り、思いを告げることなく中学へ進学。中学で初めて付き合った女の子とは手も繋がずに破局。高校は男子校で灰色の3年間。。。

 

、、、思い返したけど、別に大した事の無い20年間でしたな。

 

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日本中の十代の共感の得る歌詞を息を吐くように生み出し、艶のある歌声で華麗にまとめ上げるbacknumberボーカル兼作詞作曲担当の清水依与吏。一体どんな学生生活を送ったんだ??

 

男目線で見るbacknumber

 

backnumberの多くの曲に当て嵌まる事。

 

男が非常に女々しい。

 

もはや女々しい超えて姦しい。

姦C超えて姦Dやんけ。

 

僕の母親はbacknumberを聴くといつも「女々し過ぎて聞いてられない」みたいなことを言います。「まあ確かにね〜」なんて返答する僕の内心は清水依与吏に超共感してるのです。

 

う〜ん、なんだろう、最近の男子は女々しい人が多いのかな。草食系男子的な?

 

ちょっと代表曲を聞いてみましょう。

 

はなびら

はなびら

  • back number
  • ポップ
  • ¥250

 

歩道橋の上にも 横断歩道の向こうにも

駐車場の緑のフェンスの前にも

至るところに 君の想い出が笑ってて

ずいぶん住みにくい街になったな

 

チェックのワンピース

チェックのワンピース

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250

 

これからチェックのワンピースを

どこかで見つけるたびに

あぁ 君を 思い出すのかな

嫌だな 嫌だな

 

うん、やっぱり。女々しいと思う傍らで全力で重なってる過去の自分がいる。

 

あんなに引きずってた女々しい男って僕だけじゃなかったんだ。だってbacknumber好きな男子なんてたくさんいるもん。日本中に。みんな共感してるから好きなんだよね、backnumberが。

 

リアルなラヴソング

 

backnumberの曲はほぼ全部網羅していると思いますが、僕はこの曲が一番backnumberっぽいな、と思います。

 

fish

fish

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250

 

かなり有名ですよね。「fish」。このタイトルのfishというのは、「逃した魚は大きい」の意味が込められているそうです。

 

先ほど見た歌とは違う、女性目線の失恋ソングです。

曲中何度もさよならという言葉が登場しますが、心の中では完全にさよならしきれない。失恋した時の重く苦しい心情が厚みのあるバンドサウンドと感情のこもった歌声で見事に表現されています。 

かなりねっとりしている、未練がましさとメンヘラっぽさが曲にそのまんま表現されています。

 

失恋ソング以外も聴いてみましょう。

 

花束

花束

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250

 

backnumberの代名詞。「花束」 。サビの

僕は何回だって 何十回だって

君と抱き合って 手を繋いで キスをして

というフレーズの印象が強く、正統派ラヴソングにも聴こえます。

 

しかし注目すべきはそこではない。もう分かるでしょう。

どう思う?これから 2人でやっていけると思う?

んん どうかな でもとりあえずは 一緒にいたいと思ってるけど

そうだね だけどさ 最後は私が振られると思うな

んん どうかな でもとりあえずは 一緒にいてみようよ

 

いやもうねっとりやんけ。AメロはおろかBメロごと丸々ねっとりですやん。長過ぎて引用省略したわ。むしろサビだけですやん。正統派部分。

 

ご覧の通り、この曲はカップル男女の掛け合いになっています。

 

男の人は本当に女の人を愛してるんだろうけど、その真意までは女の人側に届いていない、そんな空気感が読み取れます。

 

なんで?!いいじゃん!曲なんだから!!好き好き同士愛し合ってるラブラブチュッチュッそれでいいじゃん!!!

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ラブソングには色々な種類があると思います。

 

前に記事にしたサンボマスターのように、思いの丈をストレートに伝えるような「好きです!大好きです!!!」タイプのラブソングとか。

 

はたまた亭主関白系さだまさしソング。「お前は黙って俺に愛されろ」 タイプ。

 

backnumberは違うんです。最近の男女に一番当てはまる、リアルな恋愛模様を歌にしています。「僕は君のことが好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい」 タイプ、とでも称しましょう。

 

恋は実るけど思い通りにいかない。破れた恋はそんなに美しくない。

 

ああこれか、これがラヴソングの在るべき形なのか。これがラヴのリアルなのか。

backnumberに聞き入る少年少女はそんな事を心に思い抱くのです。(きっと)

 

 

タイトルの回収させて

 

なんで清水さんがこんなに共感を呼ぶ歌詞を量産できるのか、それは単純に清水さん自身が歌詞に近い体験をしてきたからです。

 

そしてこういうねっとり系男子に言える事。(一部主観、偏見を含みます)

 

性欲絶対強い

 

こういう男に限って元カノの写真を見ながら夜な夜な想いを右手に乗せてせっせこするんです。(一部主観、偏見を含みます)  ソースは俺。

 

 

オススメの曲達

 

頬を濡らす雨のように

頬を濡らす雨のように

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250

 

ゆったりとしたテンポと歌詞が調和しています。

 

そのドレスちょっと待った

そのドレスちょっと待った

  • back number
  • J-Pop

 

こちらは変わってアップテンポ。プロポーズ大作戦を彷彿とさせるシナリオ。

 

泡と羊

泡と羊

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250

 

こんなポジティブな曲もあるんです

 

 

 

 

失恋してしまった人。恋人ができた人。片思いする人。色んな形の恋をリアルに描き表現するバンドbacknumber。

 

聴かず嫌いの人がいれば是非、この機に魅了されてみてはいかがでしょうか。

 

 

では。

もし僕が音楽をするならサンボマスターみたいな汗臭いバンドはしたくない

こんにちは。

 

目次

 

 

僕、プロフィールにも書いているとおり音楽経験が皆無なんです。何度もやりたいと思ってアコギ買ってみたり、ピアノの前に座ってみたりしたことはあったけど。

 

いつかやりたいやりたいとバンドを憧れの目で見ていたら、気付いたらやり始めるタイミングを失ってしまいました。

まあ今からでもやろうと思えばできるのかもしれないけれど。

 

僕みたいな感じで、バンドやってみたかったけどできてない!って人、とても多いと思います。

最近話題の「ボヘミアン・ラプソディ」、あんなん見たら絶対みんなバンドやりたくなるだろ。

バンドってカッコイイしキラキラしてるしモテるし最高だろ!絶対!!

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汗臭くたって、いいじゃない

 

サンボマスター

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絶対モテてない男臭いしみったれたバンドを僕は知っています。

 

僕とサンボマスターの記念すべき邂逅は十数年前のナルトのオープニング。

青春狂騒曲

青春狂騒曲

 

いやー。初めて聞いた時は全く何も感じていませんでしたね。後からナルトのオープニングだったことを知ったくらい。

 

 

そして名前こそ知りながらも記念すべき再開を果たしたのは2015年。ROCK IN JAPANのLAKE STAGEでした。

 

夕方頃だったか結構ヘトヘトになりながら、なんとなく気になっていたサンボマスターのステージに初めて足を運びました。

 

暑かったなぁ。遠くにいるサンボマスターのボーカル山口さんの姿が蜃気楼のように見えたのを覚えています。

 

 

初めてまともに聴いたバンドでここまで心を掴まれると思っていなかった。

 

くっそ暑くて汗まみれでゼェゼェ言いながら見にきたステージはそれまでが涼しかったのかと感じるほど熱気に溢れ一体感に満ちていました。

 

サンボマスターの曲は元から語りパートが多いのですが、演奏中に「あれ?この曲こんなに語りパート多かったっけ」とにわかの僕が気付くほどアレンジされているし、MC中も何も考えず思ったことをそのまま叫んだような素直で粗末な言葉を大声でぶつけてくる。

 

熱い熱い。熱すぎる。

 

なんだコイツら。ブサイクだけどクソカッケェ。

「日が沈むまで無敵のロックンロールできますよね?」

できますできます。させてください。

 

そしてなにより、観客との一体感がすごい。

 

観客はほとんど男性だったような気がしますが、お前らもサンボマスターだっけ?って思うくらい合体してる。コールアンドレスポンスとか、口上に対する反応とか、仕込みかよってくらい一体感。見てるだけですげえ楽しい。

 

 

とにかく終始、山口さんの情熱的で魂の込められまくったMCと、MCをそのまま演奏に乗せたような音楽に目と心を奪われ続けてしまいました。

 

そして再び思うのです。

 

「バンドやりてえ」

 

 

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ら、のはなし

 

僕がもし、バンドをやったとしてもサンボマスターのようには絶対なりません。なろうとしてもなれません。

 

あんなにストレートでパンクでファンクな音楽、誰にも作れっこない。

 

 

もちろん他のパンクバンドを当時から沢山知っていました。ライブを見たこともありました。

でもその中でもここまで魂を揺さぶられたことは無い。魂のリリックや。

 

山口さんはレコーディングの際は一発録りすることをモットーにしているらしく、ライブと同じような感情表現を音源上でも行うことに力を注いでいるのです。

伝わってますよ、そのエモーション、熱く僕の、皆の心を揺さぶってますよ。

 

自分のモットーを貫く潔さと音楽に対する真摯さ。火影を目指す真っ直ぐなナルト少年のような野心が垣間見えます。

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こんなことを思い出しながら書いてたらまたまたバンドがしたくなってきた、、

もう就活目前だしなぁ、、音楽を始めるには遅すぎた、、

 

もしも仮に僕が音楽をするならどんなバンドを目指すかって? う〜ん、そうだなあ、、

 

仮に、仮にですよ

仮に本当にですね、いやもうやめましょうこんな話は

僕は今こうやって高まってることがね、すべてなわけですよ

だからね、「仮に」とか「もしも」とかもうやめようじゃないですか

僕は歌うわけですよ

 

 

やめましょうか。この話は。

 

では。

乃木坂46と欅坂46について僕が思うこと

こんにちは。

 

目次

 

 

いやはや、アイドル戦国時代。素晴らしい時代だと思いませんか?

 

男も女も、不細工も美貌も、可愛い女の子を見るのが嫌いな人間なんて存在しますか?いいえ、しないのです。

 

最近はめっぽう乃木坂と欅坂。この二大巨頭がアイドル界を牽引してると言ってもいいと思います。さすが秋元康さんです。

 

そんな乃木坂46

 

 

 

乃木坂の音楽ってどうなの? 

 

 

AKB共々握手券商法についてとやかく言われることは多々あるようですが、音楽的にはどうなのかと。まともな音楽出してんのかよと。

 

それがまともなんですよ。ちゃんとしてるんですよ。

 

僕も聞き始めるまではどうせビジュアルが可愛いだけでファンに媚びるような萌え萌えキュンキュンした低俗な曲ばっかなんだろうと偏見Lv.99で聞き始めました。

 

 

 

そうして時は経ち、

 

今ここに、乃木ヲタ歴5年目のwaniがいるわけです。

 

もちろん僕は可愛いだけでヲタクになるようなチョロい男じゃありません。漁るけど。写真集は買うけど。それだけじゃヲタクにはなりません。

 

でも乃木坂46。音楽も素晴らしい。

 

いやー、天晴れ。アイドルらしい可愛らしくポップなチューンから、ダークでカッコイイロック調、昔ながらのフォークっぽさを彷彿とさせる曲調まで色とりどり。

 

もちろん好き嫌い別れると思いますが何より曲種のバリエーションが幅広い。選り取り見取りです。

 

有名なやつだと「インフルエンサー」「サヨナラの意味」「制服のマネキン」あたりでしょうか?

 

いいですよね確かに。

サヨナラの意味なんて発表されたとき泣きながらMV見てたのを覚えてます。教室で。

 

主要メンバーが卒業すると、その都度卒業される方に向けた曲が出るんですが、メンバーのことをよく知っているとこれがまた相乗して沁みるのです。。。

 

 

 

 

まあまあそんな一ヲタクの戯言は聞き流してください。

 

有名な曲よりも、もっといい曲がたくさんあるんです。是非聴いていただきたい。お父さんにも、お母さんにも、おじいちゃんにもおばあちゃんにも。

 

作曲者は様々ですが乃木坂46では全ての曲の作詞を秋元康さんが担当しています。多分AKBも欅坂も。他のとこも。

そう考えると秋元さんがいかに偉大な人か分かりますね。

毎日詞書いてないと絶対間に合わなくね?ってくらいの量作詞してます。

 

いまこうやって僕がしょうもない文章を並べてる間にもきっと秋元さんは新曲の作詞に取り組んでいるんでしょう、、それとももしかしてゴーストr

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ダークなアイドル、欅坂

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ちょっと時を遡りましょう。2015年。僕が高2の時です。乃木坂の妹分グループとして欅坂46が誕生しました。

 

デビュー曲、「サイレントマジョリティー」。まだ記憶に新しいですね。

 

初めてこれを聞いた時、軽く戦慄しました。東海道線のトイレで。思い出せます。あの時の衝撃を。

 

これは本当にアイドルなのかって気持ちになります。

そう感じた人、他にもいるんじゃないでしょうか。

終始暗い画面に訴えかけるような歌詞、軍人のようなコスチュームに強面の美女達、、、、

 

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そうして時は経ち、

 

今ここに欅ヲタ歴4年目のwaniがいるわけです。

可愛い上にカッコいい。それが欅坂の特徴ですよね。

サイレントマジョリティーの冷酷な印象から、「笑わないアイドル」なんて特集されることもありましたがもちろん楽屋やプライベートではそんなことは無く。

 

ステージ上でかっこよく歌やダンスを披露する彼女達も、その舞台を終えれば普通の女の子と同じ様な、ただ至って可愛い少女達なのです。

 

「大人に騙されるな」「自分の思った道を行け」「多数派が正義とは限らない」グッとまとめるとそんな内容の曲がとても多いですね。

 

確かデビュー当初センターの平手さんは中2とか中3とかで、平均年齢も当時の乃木坂よりもだいぶ低かったような。。。今はわからんけど。

 

欅坂もデビューから3年が経過して、当初はメンバーが1人しかいなかった、アンダーグループに当たる「けやき坂」通称「ひらがなけやき」も、今では二期生を抱え「日向坂」として独立したり。主要メンバーだった今泉さんや長濱さん、志田さんなどが卒業を発表したり。

 

う〜ん、だいぶ逸れた気がするけど。そうやって歴史を共有するのもアイドルの良さだったりするんだと思います。

 

気づいたら1800文字か。。乃木坂に欅坂、恐るべし。

 

 

オススメの楽曲

最後にいつも通りオススメの曲を何個か紹介します。

 

乃木坂46「Tender days」

 

Tender days

Tender days

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乃木坂46「憂鬱と風船ガム」

 

憂鬱と風船ガム

憂鬱と風船ガム

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乃木坂46「泣いたっていいじゃないか?」

 

泣いたっていいじゃないか?

泣いたっていいじゃないか?

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欅坂46「語るなら未来を」

 

語るなら未来を…

語るなら未来を…

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欅坂46「危なっかしい計画」

 

危なっかしい計画

危なっかしい計画

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欅坂46「猫の名前」

 

猫の名前

猫の名前

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では。

神聖かまってちゃんはかまってちゃんじゃなくなった

こんにちは。

 

更新頻度が早すぎて実生活の退屈さが筒抜け状態のwaniです。

 

目次

 

 

突然ですが皆さんは普段どんな音楽を聴きますか?

 

 

まあ返事がない所までは予想通りです。僕は結構幅広く聴くんですね。
バンドも聞けばシンガーソングライターも好きだし、アイドルもアニソンも、ボカロも一通り聴いてます。洋楽ばっかりは大にわかなんですけど。

 

 

日本にもまだこんな恐ろしいバンドが生きていた

神聖かまってちゃんというバンドをご存知でしょうか?

 

色んな意味でかなり有名なバンドなので知っている方も多いと思います。

 

最近だと、「フロントメモリー」という楽曲が鈴木瑛美子さんにカバーされ、映画のテーマソングとして登用されていましたね。(これに関しては鈴木瑛美子さんの化け物歌唱力と亀田誠治さんの鬼編曲によってとんでもない完成度に仕上がっています。1番聞きやすい音楽になってると思うので入門に是非。)

 

 

んで、結局言うことになるので簡潔に言いますと、なかなかぶっ飛んでるバンドです。


正確にはぶっ飛んでた、バンドかな。

 

名前の通りかまってちゃんなのか?と。いやもはやかまってちゃんの領域をゆうに凌駕しているのではないか。

 

 

楽曲については敢えて多くは語らないでおきます。ただ、どれも素晴らしくロックでカッコイイです。天才だな、とナチュラルに思ってしまいます。悔しいことに。

 

このバンド、日本では指折りの過激ライブパフォーマンスでも知られていました。過去のライブでは、ボーカルのの子さんが剃刀を持ち込んで自分の皮膚を切り、かなりの量の出血した状態で歌ったりとか、同じくの子さんがライブ中に放尿したりだとか。

 

バンドっつーか、の子がぶっ飛んでんですわ
の子さんは境界性人格障害という精神病を患っていて、その影響もあるのかネット上やライブでの過激な行動がかなりありました。

 

所謂炎上商法と言うやつなんですかね。僕がかまってちゃんを聞くようになったきっかけもそういった噂からだった気がします。

 

ライブストリーミングでトイレに入っていくところを当たり前のように撮影していて何故かそこでもロックを感じてしまったわけです。

 

楽曲も独特で、初めて聞いた人はギョッとするような物が多かったです。
しかしどれも作り込まれていて、ハイセンスな歌詞と独特のテンポ感がとても癖になります。

 

 

成長したかまってちゃん、偉いぞ


そんな神聖かまってちゃんも紆余曲折を経て去年で結成10年を迎えました。

 

10年目を迎えて出したアルバム。「ツン×デレ」。

 

いや、ただのクソ良いアルバムやん


気のせいか、いや気のせいじゃないよね。昔よりも曲もかなり聞きやすくなってる。音楽になってる。

 

良い意味で丸くなってんですよ。もちろん昔のロックなかまってちゃんの良さもあるけど。

 

 

「ツン×デレ」収録の1曲目、「33才の夏休み」。10年前の「23才の夏休み」の続編でしょうか。

 

空浮かぶ君の雲 寂しげ夏
甘酸っぱい可能性を まだ秘めている
きっとこの先は 叫んだって
君との夏は いつか終わるんだって
消えていこう水色の街中へ


切ねぇ。

 


そっか、の子さん33才なんですね。少年みたいなイメージがどうしても拭えなくって実感が湧かないです。


ライブでの数々の奇行は本人曰く「若気の至り」らしいです。笑

 

大人になったということですね。初期から歌っていたテーマでもあります。成長。嬉しくも切ない。

 

 

しかしこのアルバム、まさに粒揃いと言ったところです。やっぱの子さんは天才なんだなと思いました。

 

一見ぶっとんだバンドに思われがちですが、音楽性は筋金入りです。昔のかまってちゃんから今のかまってちゃんまで、是非通して聴いてみてください。

 

では。