トリビュートがアツい
トリビュート、tribute、賛辞、贈り物。
まさしく贈り物。トリビュートアルバム。アーティストが他のアーティストの楽曲をカバーするアルバム。素晴らしい。最高。
これの前に記事にした「歌ってみた」にとても近いものを感じます。作者に対する賛辞、贈り物。トリビュート。tribute。ありがとう、ありがとう。
先日クリープハイプのトリビュートアルバム「もしも生まれ変わったならそっとこんな声になって」がリリースされました。下馬評も高く大注目の1枚!もう聴きましたよね?
ヨルシカの憂、燦々とかインディゴのABCDCとか、どれも粒揃いですがやはり僕はbacknumberの「バンド」がグッときました。
尾崎世界観さんと清水依与吏さんはまさしくバンド始まって以来の竹馬の友で、尾崎さんもYouTubeの動画内で「このトリビュートアルバム、backnumberがやってくれるならやろうかなと思っていた」と語っているほどです。そしてbacknumberがオファーを受けてカバーしたいと申し出たのがこの「バンド」だそう。
ラブソングに定評のあるbacknumberですが、こういうしみったれた曲もたまんねぇ。。!
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ほかのカバーも圧巻で1曲ずつ感想を書きたいところですが、今回はほかのトリビュートアルバムについて触れたいと思います。
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続きましてはスキマスイッチのトリビュートアルバム、「みんなのスキマスイッチ」
僕の大好きなSHISHAMOによる「全力少年」のカバーや、いきものがかりの「ボクノート」などなどこちらも錚々たるメンツによるカバー曲揃い。
こちらでの僕のおすすめは星街すいせいの「ゴールデンタイムラバー」と徳永英明の「1+1」!
1曲に絞るなんて誰が言った?
星街すいせいさん、バーチャルYouTuberの方だそうでこの曲で初めて知りました。こういう出会いもあるよね。いいね、トリビュート。
この曲、もちろんスキマスイッチバージョンしか聞いた事なかったので女性が歌うとこんな感じになるのかと新鮮で聞いていてとてもワクワクしました。低音まで透明感があってくどいくらいのこぶしがとても気持ちいい。良い意味で原曲の奮い立たせるような勇ましさが色濃く残っていてめちゃくちゃ良かったです。YouTubeの動画も見てみるね!!(*^^*)
これ完全に割り当ての勝利ですね。こういうピアノバラードを歌わせたら徳永の右に出るものはいねえよそら。編曲軽めでこちらも原曲の良さも残ってるけど、キー上げしてるから雰囲気がパッと明るくなってる印象。徳永の高音なんなん?これ宝だよ。絶対守っていこうな。
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お次は松本隆作詞50周年トリビュート「風街に連れてって!」
天才作詞家松本隆が作詞した曲を集め、名だたるアーティストがカバーしている1枚。
こちらもいきものがかりの聖恵ちゃんやB’z、YOASOBIボーカルのikuraこと幾田りらなど凄いメンバー。
その中でも僕が目をつけたのはこの2曲。
えまってよ池田エライザってこんな歌上手いの?じゃあ可愛いのはダメじゃん。どっちかにしようよ。さすがに。
この曲、むちゃくちゃむちゃくちゃ好きなんですけど正直こっち聴いてからは原曲よりこっちの方聴いてます。癖がなく伸びやかでエロティックな声。この曲にピッタリ。これエライザに歌わせようって最初に言った人誰?もうそいつがエジソンでいいよ。
この曲も不朽の名曲。南佳孝が恋の歌を歌いたいと松本隆に直接掛け合ってできた曲だそう。GLIM SPANKYによるカバー。クラシックロックを得意とする松尾レミさんのハスキーボイスがビタハマりです。
昭和の匂いがプンプンするこういう曲調、なんて言語化すればいいんですかね、バリバリ平成生まれの僕にも響くんだからそらもう本物って事ですよ。
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最後に紹介するのは「OFF THE WALL -ELLEGARDEN TRIBUTE」。
昨年末に発売された1枚。これほんと興奮した。ELLEGARDENに影響を受けた7組のアーティストによる名曲カバー。
僕のおすすめはSaucy dogの「虹」なんですがiTunesでは聴けなくなってました🥲ྀི
https://youtu.be/ivK-2QCVwh0?si=YnUWKfIVnwsCeMm3
本家よりゆっくりしたテンポでサウシーらしく吼えるようなハキハキした発声。エルレってそうだよね、速くてボソボソしてるもんね。
なんぼ聞いても僕はこの曲が好きすぎてきっと誰がカバーしても良いと言うんでしょうね。しかし石原さんのこの喉がかっぴらいたような高音は聞いてて本当に気持ちがいい。これからのJPOPはお前に任せた、頼んだぞ。細美は休み休み頑張れ。
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こういうカバーって、単純に楽曲の新しい一面を知れるだけじゃなくてアーティスト同士の繋がりとかバックグラウンドが感じられるのがとても良いですね。
他にも、YUIとかサンボマスターとか、あとジブリのトリビュートアルバムなんてものもあるので是非是非聞いてみてください。
では。
「歌ってみた」というカルチャー
執筆段階では2024年7月15日。ニコニコ動画がサーバー攻撃を受けサービス停止してから2か月ほど経過しました。
頑張れニコニコ動画!!
ニコニコ世代
私1998年生まれ、ニコニコのサービス開始当初およそ3年生、四つ上の姉持ちという生粋のニコニコ世代。
小学校高学年で初音ミクと出会い、Geroやゴムやぐるたみんと出会い、中学で超会議やコミケに足を運びました。
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今となってはYouTubeに市民権を奪われ、動画サービス界隈では肩身の狭い思いをしているニコニコ動画ですが、そこから生まれたカルチャーや影響を受けているアーティストは数多。米津玄師、YOASOBI、Ado、、、なんと言ってもあのひとつの画面をみんなで見ている感じというか、アイドルのライブに行った時のような高揚感は、当時確かにニコニコ動画にだけ存在していたのです。
歌ってみたとの出会い
小学四年生頃、初めて「メルト」という楽曲と出逢います。実家にあるWindowsの使い方をなんとなく覚え始めて、自分でネットサーフィンができるようになった頃。
機械音の歌声が耳に慣れなかった当時は、関連動画にあるガゼルさんの歌ってみたを聞いて衝撃を受けたのを覚えています。
そこからどっぷりとハマっていった…というわけでもなく、当時から姉が推していたハチ氏の「結ンデ開イテ羅刹ト骸」や「WORLD'S END UMBRELLA」だったり、姉が買っていたゲーム「初音ミク Project DIVA」をたまにやったりするくらいの日々でした。
中学に入った頃に自身のiPodを買い与えられ、パソコンの使い方にも慣れてきた頃だったのでさあどんな曲を入れようかと息を巻いていた頃、ニコニコ動画で出会った楽曲たちを思い出しました。当時はちょうど自然の敵Pによる「カゲロウデイズ」がリリースされた頃、、
そう、なんと言っても僕、生粋のカゲプロ世代なのです。
赤く光る眼、、カッコイイ!!フードを深く被ってヘッドホンを付ける!!少年少女前を向け!!
今でもカゲプロ楽曲を聞くと想い出がリフレインします。
まさにそのタイミングを皮切りにどっぷりとニコニコ動画にハマっていく訳です。
もちろん同時並行でJPOPやJROCKにもハマっていくのですが、中高生時代はプレミアムアカウントを切らした事がありませんでした。
高音系歌い手に憧れて毎晩布団の中でローリンガールを熱唱し、母親と諍いになった事さえあります。
ボーカロイド楽曲の魅力は素人が手軽に楽曲をアップロードできるインスタントさにもありますが、やはり人間が歌うことを想定していない難易度設定。
高くて早くてブレスの隙を与えない、でもそんな曲を歌っている人がいる。そこにロマンを感じたのです。
ぐるたみん、まふまふ、赤ティン、灯油、コゲ犬、りぶ、kradness、よっぺい、、挙げ出せばキリがない、愛おしき歌い手たち。この文字列を見ただけで合唱動画を彷彿としてノスタルジーに苛まれる位です。
皆さん、今何をしてるのだろうか、、
温かかった居場所
サードプレイスという言葉をご存知でしょうか。自宅や職場、学校とは違って自分が確かに居場所を感じられる場所の事です。
学生だろうと社会人だろうとストレスの絶えない現代、サードプレイスを見出すことの重要性が説かれています。
思えばニコニコ動画は僕を含め多くの人のサードプレイスになり得ていました。
歌ってみたに集まる空耳職人とか、弾幕とか、うぽつとか、88888とか、動画と一緒にコメントの文字列が流れていく光景が、自分と同じ考えを持っている人を近くに感じることが出来る気がしてすごく温かく感じられました。
大勢の歌い手が集まって大合唱するhalyosy主催のニコニコラボとか、ああいう企画も事務所とかレーベルとかそういう面倒くさい足枷を纏ってない"ニコニコ動画の歌い手達"だから実現したんでしょう。
いつ頃からかYouTubeにも両立して歌ってみたを投稿する歌い手が増え、YouTuberという職業が確立され始めてから、ニコニコ動画出身の歌い手達はゾロゾロとYouTubeへ拠点を移し始めます。
これは至って仕方の無いことですが、やはり悲しいものは悲しいです。久しぶりに見たよっぺいの炉心融解に、あの頃いた空耳歌詞職人が居なくなってた時は、なんだか自分が急に老けたような感覚になりました。
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それでも今もニコニコ動画に歌ってみたを挙げ続けてくれている歌い手の方々、そのニコニコ愛、本当にありがとう。本当にありがとうという気持ちを持って僕はニコニコ動画で再生しています。
今はボカコレという音楽プレイヤー用アプリが出来て、歌ってみたを愛する我々にはとても便利な時代です。是非活用してみてください。
ニコニコが斜陽産業だとかそういう事を言いたいわけではないのですが、個人的に思い入れのあるコンテンツが故にまたあの頃みたいにみんなでニコニコする瞬間があったらいいなと思うのです。挙げ出せば本当に本当にキリがないですが、オススメしたい歌ってみたをいくつかピックアップします!
如月アテンション 歌ってみた【りぶ】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm18112226
『曖昧劣情Lover』を歌ってみた https://www.nicovideo.jp/watch/sm24616615
【いかさん】林檎売りの泡沫少女【歌ってみた】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm24316849
『ムラサキ』歌ってみたby赤ティン https://www.nicovideo.jp/watch/sm21036365
【夜咄ディセイブ】 ◆歌ってみた◆ 【un:c(あんく)】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm20232803
【歌ってみた】 ジッタードール 【kradness】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm19279707
先生あのね 歌ってみた【倚水】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm42101244
【伊東歌詞太郎】「なりすましゲンガー」を歌ってみた https://www.nicovideo.jp/watch/sm16828800
【そらる】Snow Song Show 歌ってみた【ろん】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm25192181
【ウォルピス社】雨き声残響を歌ってみました【提供】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm30632800
『腐れ外道とチョコレゐト』を歌わせて頂きました。【灯油】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm13625082
【まふまふ】レイワイテロリズム@歌ってみた https://www.nicovideo.jp/watch/sm21390165
【Sugar Guitar】verゐづ https://www.nicovideo.jp/watch/sm29592591
愛に奇術師 歌った@りょーくん https://www.nicovideo.jp/watch/sm24994394
キレキャリオン を歌わせて頂いた。【nory】 https://www.nicovideo.jp/watch/sm31657993
ゆある『かなしみのなみにおぼれる』- 歌ってみた https://www.nicovideo.jp/watch/sm22083918
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ダメだ!!キリが無さすぎる!!気になったらぜひそれぞれのマイリストに飛んでみてください、、、
では。
女性シンガーの強さ
今僕は吉澤嘉代子の「綺麗」を聴いています。
この楽曲はあのラブソングの申し子、backnumberの清水依与吏さんが絶賛した名曲です。
女性にしか歌えない視点、日本語にしかできない表現、前向きな気持ちになれるストレートなラブソング。
調べてみるとルーツは井上陽水だそう。確かに、井上陽水の詩が持つ独特でフェミニンな抽象性を帯びているような。
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繊細な日本語詩を歌う時とか、恋愛模様を歌う時とか、セクシーさや気品のある女声の親和性が非常に高いように思います。これは邦楽においては特に顕著だと思います。
そういうのも含め、女性シンガーソングライターが大好きなのです。
冒頭では吉澤嘉代子さんについて少し触れましたが、代表的なので言うとaiko。aikoにしか作れない、誰が聞いてもaikoの曲だとわかるような唯一無二のオリジナリティと卓越したリリックセンス。
初めて「お薬」を聞いた時、"ひどく痛い朝でした"のフレーズで始まることに訳もなく動揺してしまいました。
実体験を元に作られたという「ストロー」や「アンドロメダ」、どんな人生を歩んでどんな感性をしていればこんな曲達が生まれるのでしょう。
今自分で書いた文章を読んで思ったけど、なぜかaikoって呼び捨てにしちゃうな。aiko。敬称略。
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女性シンガーの何がいいって、もちろん女性ならではの可愛い雰囲気とか、高い声とか、そういうのももちろんなんですけど。
女性シンガーって、上手い人マジで上手くないですか?
進次郎構文みたいになってしまった。でも、Superflyの越智さんとか、AI、MISIA、ドリカムの吉田さんとか、あの辺の上手さって男性陣の追随を許していないというか。まあ男性シンガーとはまたベクトルの違ううまさなんですけど。
中でもウマ!好き!ってなっちゃう僕のお気に入りアーティストは阿部真央さんです。
ちょっとマジでYouTubeにたくさん生歌上がってるから見てほしい。
元気ない時とか落ち込んでる時とか、強制的に背中を押して前を向かせてくれる感じ。パワフルでテクニカルで、でいて繊細。歌詞というより音として感じ取れるポジティブがとても気持ちいい。
これすき
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僕の好きな女性シンガー、他にもたくさんいます!!!
椎名林檎やYUKIは言わずもがな、宇多田ヒカル、カネコアヤノ…
宇多田ヒカルで思い出したけど、最近よく聴く晩餐歌を歌っているtuki.さん、15歳らしいです。ヤバすぎる。嘘でしょ。
何十回の夜を過ごしたって
得られぬ様な 愛してるを並べてみて
何十回の夜を過ごしたって
得られぬ様な 最高のフルコースを頂戴
15歳?マジ?何十回の夜過ごした事あんのけ?
最近の子はすごいなぁと思いかけたけど、宇多田ヒカルも15歳の時にAutomaticを発表してます。
唇から自然とこぼれ落ちるメロディー
でも言葉を失った瞬間が1番幸せ
ちょっと何十回の人生を過ごしたって得られぬ様な感性過ぎるか。
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ヤバTも言ってたけど、最近流行りのバンドの男性ボーカル、みんな声高すぎじゃないですか?
髭男、ミセス、クリープあたりに始まって、シンガーズハイとかSaucy dogとか。
カラオケで歌わせる気がなさすぎる!やめてくれ!!
GRAPEVINEから学ぶ現代国語
こんにちは。
皆様明けましておめでとうございます(大遅刻)。 いやはや大変長らく間が空いてしまいました。
大変遅ればせながら私めも年末にコロナのワクチンを打ちましてね、景気良く行こうっつーことで久しぶりにライブに行って参りましたよ。 the pullovers。ベースボーカルのCettiaさんとギターの佐々木理久さんの2人組の若手バンド。すごく感情的なライブで良かったですよ。最近は若いバンドを見る時、「頑張っておっきくなるんだぞ!!」って気持ちで見ちゃうんでダメですね、僕だってまだまだ若いんだから。
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いやー、ここ最近で一気に冷え込みましたね。(※執筆時点では2月です。)あ、話変わりましたよ。僕の住んでる所は五日連続で最低気温−10°なんて日が続いてます。三寒四温とは抜かしたものです。
とはいっても僕の家は職場から徒歩五分なので、ほとんど職場と家にしかいないんですが。
通勤徒歩5分ってのは良いもんですが、如何せん音楽を聞く機会が減ってしようがない。三度の飯より音楽が好きな僕にとっては、なんとも微妙なロケーションなのです。
そんな僕が音楽を聴く貴重な時間のひとつ、それは休日の夜、スーパーに買い物に行って帰る間の40分。いつも家を出る時何を聞くか迷います。
流行りの音楽を追ってみるか、懐かしい曲を聞いてみるか。優柔不断なので結局シャッフルにしてみると、久しぶりにGRAPEVINEが流れてきました。
『ポートレート』自己解釈
あの目の前を通る長い道で
あの海が見えるんです
誰にも真似出来ないような、ボーカル田中さんの独特な歌い回し。日本語以外の言語にすら聞こえます。
この曲、僕がGRAPEVINEで一番好きな曲です。『ポートレート』というタイトルの通り、絵描きである主人公の視点で恋愛を歌った楽曲になっています。
以前にも言ったかも知れませんが、僕は文学的な歌詞がめちゃくちゃ好きなんです。文学的という形容が果たして剴切なものなのかは疑わしいですが。
なんというか、受け手の解釈によって考察が変わってくるような、解釈に遊びを持たせた表現にとても心躍るのです。
以下、僕なりの歌詞考察になります。
色を付けず 暮らしてる
使わなかった絵の具はずっと 心のどっか
窓を開けずに 過ごしても
そばにあった思い出はもう どこにもなくて
1番、2番のサビの歌詞になります。
こうしてみるとなんとなく感じ取れますが、絵の具=思い出(心を満たすもの) と置き換えて表現しているのではないか?
この営みってのは 誰に会いたいか
にわかに晴れ上がってみればわかる
1番Bメロ。この営み=絵を描く行為 と解釈するならば、絵を描く(色を付けずに)→誰に会いたいのかも分からずぼんやりと暮らしている という風に解釈することができます。
ハーモニカの醸す、レトロでリズミカルな進行。ぼんやりほわわ~んって空気感があります。恋の始まる前か終わった後か、アツアツの恋愛の真っ只中ではないのかもっていう読み取りはできるかもしれません。(※無理矢理)
Cメロ~ラスサビで
君に会えたら いや
もう一度会いたいって言えば 明るく
色を付けずに暮らしてく
君を描く絵の具はずっと ここにあった
いつか分かる事も知らず あっけなく
混ざり合うのさ
ほら 微妙になっていくのは
この絵が出来上がれば
見せてあげない
もう見せられない
ほうほう。色を付けずに暮らしてく、とあるのでこの時点ではまだ絵の具は手に入っていないんでしょうか。いつか分かる事も知らず、というフレーズからこの部分の語り手は主人公ではないことも分かります。所謂文学における神の視点と呼ばれるやつですな。
「もう一度会いたい」と思ったことでクリアになる、君を描く絵の具(君との思い出)はすぐ側にあった→おそらく、今まで、そして今現時点で感じているこのもやもやというのは「もう一度君に会いたい」という気持ちに自分自身気付けていないという事に対するモノなんでしょう。
そして最終フェーズ、「もう見せられない」というキーワード。この一言でおおかた察しの着く所もありますが、おそらく失恋後というシチュエーションなのでしょう。何故見せられないか、という理由については考察材料に欠けますが。。。
失恋したあと、なんだか色の無い様な日々を過ごしていた。この気持ちはなんなんだろう。それはすぐそこにあった、「もう一度会いたい」という気持ちが正体なのでした。
的なね。
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長々と僕の自己満足に付き合って頂きありがとうございます。こんな具合に歌詞から読み解く、国語の授業みたいなのが大好きなんです。
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anan webのインタビューで楽曲制作を主に担当している田中さんが仰られていたのですが、音楽の聞き方としては自分の方に音楽を引き寄せて色々な想像をして欲しい。何かを考えるヒントや議論のきっかけとして聴いてもらえればいい、と。
まさにこういうことだ!と思いました。もちろんGRAPEVINEだけに限らず全ての音楽に共通して言えることだと思いますが。
こうやって音楽とか小説の、一口には理解できないようなフレーズを自分なりに掘り下げてみたり、それを友達に熱弁してみたりするのめちゃくちゃ好きなんですよね。
最近はこういうポエティックなアーティストが減っていてとても悲しいです。とはいえGRAPEVINEも昨年新アルバムをリリースしている現役バリバリなのですが。マカロニえんぴつなんかがGRAPEVINEの系譜を辿っていますね。ちょっと現代風にリメイクされた感じ。
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さて。新年度も迎えたことですし今年の目標を決めたいのですが、目標の設定って実はとても難しいことなんじゃないかと僕は思うのです。高すぎても達成が難しくなってできなかった時に萎えるし、低すぎて簡単に達成できちゃったらそこで満足してしまって終わりそう。目標は高く持てなんていう前時代的な言説もありますが、絶妙な目標設定こそが肝心だと思います。
五月病真っ最中で(※執筆時点では五月です。)、まさしく色を付けず暮らしているそこのあなた、まずは一歩、扉を出てみましょう。案外絵の具は近くにあるかもしれません。
では。
ドライブで聴きたい曲
こんにちは。
もう5月も折り返しです。4月から新しい生活がスタートし、だいぶ馴染んできた頃でしょうか。
かく言う私も、3月から赴任先の長野県に来て2ヶ月以上が経過したわけです。田舎暮らしにも慣れ、仕事も順調(?)にインプットしていってるところです。
長野に来て、大きく変化したことと言えば電車に乗らなくなったことでしょうか。都会と違い、車社会なので実家から車を拝借してきて、普段の移動はほぼ全て車になりました。
丁度お休みの今日も、1人で半日ドライブへ出かけていたのですが。
みなさんドライブ中にどんな音楽を聴きますか??
僕は大学の友人やバイト先の友人とドライブに行くことが多かったので、友達のグループ別に認知度の高い曲をピックしてマイリストを作っていました。(僕が曲流す担当になることが多かったので)
しかしまあ、認知度の高い曲をわざわざ選んで一人ドライブの時に聞く必要はないんですよ。自分の好きな曲を詰め込めば。
という訳で、本日は僕が一人ドライブで聴きたい曲を発表していきたいと思います。
ドライブというと、まあ車を運転する訳ですから、眠くなるような曲はNGですね。大前提として。従ってアップテンポが多めになると思ってご覧下さい。
1.桃/スピッツ (2007)
こちらは僕の大好きなアーティスト、スピッツの12枚目のアルバム「さざなみCD」に収録されているアルバム曲となっております。
シングルではないのですが、ファンからはかなり人気があり、隠れキラーチューンとしても知られています。
何がいいかというと、まずイントロ。このアルペジオ。爽やかすぎ。海沿いを走りたい。オープンカーで海沿いを走りながら聞きたい。
歌詞は切ない系ラブソング。たぶん。
切れた電球を今 取り替えれば明るく
桃の唇 初めて色になる
つかまえたその手を 離すことはない
永遠という戯言に 溺れて
相変わらず文学的な歌詞を書きやがりますねぇ。
しかし間抜けな僕でも、『永遠という戯言に溺れて』というフレーズからなんとなく切なげを感じ取ることは出来たようです。あっぱれ。
恋をしている時、手をつかまえた時は、ずっと続くんだろうなぁと思うんですよね。恋は盲目。うんうん。
個人的には2番サビの『よれよれの幸せを 追いかけて』という表現がすごく印象的です。
スピッツの曲ってこういう疾走感のある曲でもボーカルやギターが柔らかいので耳触りが非常にいいですよね。まさにドライブにうってつけ。
2. lovers/Laura day romance (2018)
こちらはLaura day romanceという日本のインディーズバンドの曲になります。
男女ツインボーカルで癖になるハーモニーと耳に残るメロディライン。ギターサウンドは結構しっかりしてるのですが、ボーカルはライトめで聞き心地がいい、疲れないルーズロックといった感じです。
君は眠る時に 僕の肩を借りたから
いつかその借りを 返しに来てね
この借りたか"ら"のとこで男女でパートが分かれるんですよね、この感じがなんともノスタルジックで可愛らしい。ぜひ聞いてみてください。
こういう曲は田舎道とか、周りにあんまり車が走ってないところで聴きたいですね!
3. LOVIN' YOU/kiki vivi lily (2016)
kiki vivi lilyという女性アーティストの楽曲になります。彼女は元々シンガーソングライター「ゆり花」
という名義で活動していましたが2015年に名義を変更して活動を開始しました。ブラックミュージック由来の艶っぽいグルーヴ感と小気味いいリズム、彼女の武器でもあるウィスパーボイスで非常に可愛らしい楽曲となっています。
洋楽全然詳しくないけどすごく洋楽っぽい。いい意味で。
lovin' you あっという間に もう戻れない
'cause I love, you know
またたく愛の隙間 映画のワンシーン思わず
lovin' you その唇に lovin' you 触れる前に
Let me sing this song lovin' you
歌詞も英語と日本語のハイブリッド。この語間の行き来が非常に気持ちいい。英語の区切り方とか、日本語との組み合わせとか、邦楽にしかできない良さを体現してくれている。めちゃくちゃ可愛い楽曲なのにテクニカルな仕上がりです。
こういう曲は深夜のハイウェイとかで聞きたいなぁ。首都高とか。良くない?どう?
まあ僕今長野なんですけど
4. Like Sixteen Candles/Yogee New Waves (2017)
僕自身、あまりYogee New Wavesを聞かなかったので知識こそありませんが、どうやら2013年に結成され、「都会におけるpopの進化」をテーマに活動を続けてきたバンドだそう。
なるほど、確かに何となく90年代サウンドの遺伝子を感じる曲調。Fishmansとかに影響受けてそうな伸びのある、西海岸を彷彿とさせる音作り。ドストライク。時代逆行というか、青春を感じられるバンドです。
中でも僕はこの『Like Sixteen Candles』が好きです。このsixteen candlesというのはThe Crestsの楽曲から取っているのだろうか。ちょっと詳しくは分からないんですけどね。
Like sixteen candles 思いのままにゆくだけさ
Life is short not show time 君が僕に火をつけたんだよ
夕立に 僕ら消される前に
溶け合うのも いい手かも
ごめんなさい、予備知識がないので16本のロウソクにどんなアレゴリーなのか分かりかねますが、この「溶け合うのもいい手かも」という表現が可愛くてお気に入りです。
なんとなくですが夕景が思い浮かぶような印象です。どうですか?夕日が沈むのを横目にこの曲を聴きながら信号待ちなんて。ヒュ〜〜!僕はシチュエーションを考える天才か!
5. Alternative Plans/ELLEGARDEN (2006)
今や伝説的なバンドと言っても過言ではない、ELLEGARDENの5枚目のアルバム「Eleven Fire Crackers」収録曲。こちらのアルバムは、ボーカル細美さんが完璧を追求して2度も発売延期がされたことで有名です。そういったこともあり、マジでコテコテの神盤。端から端までいい曲なのですが、ドライブというテーマに沿って考えたときこの曲が一番いいかなという結論に至りました。
まあもちろん1曲しか聞いちゃダメなんてことは無いので、是非アルバムごとまるっと聞いて頂きたいのですが。
なんと言ってもこの曲は歌詞がどうしようもないんです!!
Dreaming of that day
we have some alternative plans
Like holding hands and staring up and
count little stars
Smart enough to know it's sort of just a little joke
I'm sorry I never meant be like this
こちらはサビの歌詞になります。
割愛しましたが、AメロBメロで今の自分の自堕落な姿が描写されます。毎日夜更かししては昼過ぎまで寝る。金はギャンブルに注ぎ込み、自分を正当化して何とか生きている。
そしてサビ、簡単に訳すと、手を繋いで空を見上げ、星を数えるような日々を夢見るけど、そんなことはできっこない、ごめんね、こんな僕で。みたいな感じです。どうしようもねーーーwwwww
てな感じで、ダメ男の歌なんですが、曲調はくそ爽やかでかっこいいんです。ロックだなぁ。ロックだ。こんな曲聞きながらドライブしたらスピード出し過ぎちゃうかもしれませんね。
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てな感じでもう深夜3時になってしまったので5曲だけで切り上げさせていただきます。是非皆さんのプレイリストにこいつらを追加してやってください!
とくにkiki vivi lilyは僕的に深夜ドライブにはマスト!いつも聞いてます。
あと、Apple Musicに東京ハイウェイっていうプレイリストがあるのですが、かなり高感度で最新の音楽やインディーズなどからもピックアップしている、マジでこの記事書いた意味無くなる程素晴らしい選曲ですので是非聞いてみてください。
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つかそもそも一人ドライブに行く人口って絶対少ないよな。大人数でドライブする時は適当にWANIMAとかORANGE RANGEとかかけておけば間違いないでしょう!
では!
【所感】最近はやりのアーティストについて
こんにちは。
いやはやお久しぶりです。実に5ヶ月ぶりになってしまいました。申し訳ございません。
本来ならばライブレポやカウントダウンジャパンのお話などしたい事は山ほどあったのですがどれもこれもコロナでお釈迦という有様。
つい先日も一都三県に対し緊急事態宣言の再発令が出たせいでコロナ禍最前線のカラオケ屋で働く僕は再び職ロスト、倦怠ライフを謳歌しております。
いつになれば収束の目処が立つのでしょうか。。。
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日付も空いてしまったので今日はざっくりと最近はやりのアーティストや音楽についての僕の所感を綴っていこうかと思います。
①LiSA
もはや知らない人はいないでしょうというこのお方。一昨年、昨年と2年連続で紅白にも出場、歴代興行収入1位に躍り出たアニメ映画『鬼滅の刃』の主題歌を務め、ここ数年で一気に知名度上げたアーティスト。ソロアーティストで、作詞や作曲も時折行っているそうです。
自慢ではありませんが僕は彼女をデビュー当時から知っている大古参の1人です。
LiSAは2010年、keyの有名アニメ『Angel Beats!』の劇中歌でデビューし、以降もアニメのテーマソングや劇中歌のタイアップを中心にリリースしてきました。昨年には声優の鈴木達央さんとの入籍も話題になりました。
かつては水樹奈々や藍井エイルなんかが"アニソンの歌姫" と呼ばれてましたが、いまやそのワードで連想するのはLiSA、貴方しかいない。
特徴的なハイトーンボイス、Liveや生歌でもブレないリズム感とピッチ。かつての歌姫達にも恥じない実力者と言えましょう。
そして特筆すべきはなんと言っても彼女の表現力。
LiSA - 炎 / THE FIRST TAKE - YouTube
ラストサビの"未来のために"の部分はhiE(ワタリドリ裏声最高音や憂、燦々 、千本桜の最高音と同じ音)という恐ろしい高さ。これを地声で出してます。1番サビでは裏声で儚く歌い上げてたのと対照的に、強く、嘆き歌っているような印象を受けます。
このFirst takeを聴いているとなんだか全編苦しそうに歌っているようにも感じます。所謂お腹から出してる声とか、透き通る声とかではなく、喉を使って苦しそうに、切なそうに歌っている感じ。そのせいか歌詞が物凄く自然に入ってくる。やはり感情が乗っている歌は改まって歌詞を嚥下する必要が無いんだなぁと感じます。
バンドやアイドルソングなどの音圧強めの歌は歌詞を見ながらとか、歌詞を別で読み返してとか、何度か反芻してゆっくり歌の本質に近づいていく僕ですが、このLiSAさんの歌い方、とてもパワフルでいてナチュラル、本人も動画の終盤に涙を流されていましたが僕の方ももらい泣きしそうになってしまいます。煉獄さん、、、
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普段は割とアップテンポな曲が多く、そういった曲では弾けるようなポップでチャンキーな歌声に歌い分けられています。
こちら"Rising hope" はUNISON SQUARE GARDENのベースの田淵智也が作曲を務めた楽曲。ユニゾンの楽曲の大半の作曲を務める彼が作った曲であるのも頷ける、全体を通して非常にハイトーン、ハイBPM。ラップなんかも散りばめられてる。
しかしLiSAの手にかかればすーぐに自分のモノに。ライブでも息一つ切らさず歌いきります。田淵も感服したでしょうね。
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デビュー10年の節目に大躍進を遂げたLiSAさん。是非生でもお目にかかりたいアーティストの1人です。
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②チームTikTok
先ず、一括りにしてしまった事を深く詫びさせて頂きます。そして不名誉なチーム名をつけてしまったこと、重ねてお詫び申し上げます。
mixi、Twitter、LINE、Instagramときて今最も波が来てるTikTok。ダウンロードしてないそこの貴方、時代の流れに乗れてないですよ!!
かという僕も半ば意地でダウンロードを拒み続けているのですが。
ダウンロードしてない僕が説明するのもおかしいですが、TikTokっていうアプリはどうやら短い動画にBGMをつけて投稿するっていうサービスらしい。マジで何が面白いの?いや知らないけどね?知らないけど。
カラオケ屋で働いていて音楽の流行に割と敏感な僕。最近流行ってる曲、有線などでよく耳にする曲の共通項を見付けてしまいました。そう。どれもTikTokで爆発し知名度を上げた楽曲であること。
ここ最近で代表的なのは瑛人さんの"香水"じゃないでしょうか。
楽曲自体は2019年5月に発表されたものですが、一気にバズったのは去年の自粛期間くらいだった印象です。
自粛→TikTokユーザー爆増→香水クソバズり→街中でドルガバカーニバル
恐らくこの流れでしょうか。一時期は1日10回くらい香水を歌うお客さんに出くわしていました。原曲聞かなくても覚えちゃうよ。
2020年には紅白にも出場。本人もこの不測の事態に驚いていた様子でした。
以前夜行性系音楽が流行る!という記事を書いた矢先にこんなドストレートアコースティックラブソングがバズってて、いやはや流行り廃りという物は本当に予測がつきませんねという言葉で片付ける他ありません。
歌詞も演奏も超正統派というか。最近では逆に見なくなっていた純バラードですね。歌詞の中に"LINE"とか"ドルチェアンドガッバーナ"といった固有名詞を散りばめる事でオリジナリティのある、1度聞いただけで印象に残りやすい楽曲となっています。
この曲が流行ったことでドルガバの香水の売上がどのように推移したか誰か調べてくれ。
瑛人さんはいうても意図せずにTikTokでバズったパターンで本人としてもおそらく不甲斐ない気持ちは少なからずあるでしょうね…(笑)
他にも最近よく聞く人達はわんさかいます。
例えば優里さん。男?女? 男。
渋谷センター街の有線はこの曲を一生ヘビロテするのやめてくれ。この曲以外の音楽を忘れそうになる。
特徴的ながなり声、聞き覚えのあるような親しみやすくキャッチーなメロディーと如何にも女子中高生の心臓を鷲掴みしそうな失恋リリック。
個人的には1番で
声も 顔も 不器用なとこも
全部 全部 嫌いじゃないよ
と言っているのがラストサビで
声も 顔も 不器用なとこも
全部 全部 大嫌いだよ
に変わっているのが好きですね。なんかコレサワチックというか。
この曲は1つ前に発表していたシングルの"かくれんぼ"という楽曲のアンサーソングになっているそうです。2つの曲間に繋がりを持たせる、これも聞く側の好奇心をそそりますねぇ。コレサワチックだけど。
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その他にも、川崎鷹也さんや空音さん、もさを。さんなどなど、最近ではTikTokを火付けに有名になったアーティストがiTunesランキングに名を連ねています。もちろんバンドでも、Novelbrightやオレンジスパイニクラブなど同じくTikTokをきっかけにバズったアーティストは数多。
僕自身TikTokを入れてないこともありあまり詳しくは分からないですが、男性ボーカルの共感型ラブソングが多め。そういう捉え方をすると、僕ら世代(平成10年生)に流行りまくってたRADWIMPSなんかと毛色は似てるのかなとも思います。
ただ、YouTubeとかTikTokの人気が先行してデビューしたり有名になったりすると、どうしてもアーティストというより「YouTuber」「ティックトッカー」というイメージが拭い切れなくなってしまうような気もします。
アイドル性は出るけど果たしてミュージシャンとしてはどうなのか、、賛否両論ありそうなところですね。。
個人的にはオレンジスパイニクラブ、ずっと無名だった頃から応援してたのでなんだかこんな形で世間に一気に広まってしまったのが嬉しいような悲しいような、、複雑な心境です。
そもそもTikTok上の著作権関係ってどうなっているんでしょうか。中国発のサービスなのでその辺も怪しいけど、、、
③Vaundy
最近の若いもんは才能に溢れすぎてて困るな。弱冠20歳。2019年に動画投稿を開始し、同年9月発表の『東京フラッシュ』12月発表『不可幸力』は即座に100万再生を突破。作詞作曲からアレンジ、アートワークや映像まで全てをワンオペでセルフプロデュースする多才。高校生の頃から真剣に音楽を作り始めたという彼ですが、うーん、本当に20歳か?と疑いたくなるセンス。
『東京フラッシュ』が投稿されてから音楽好きの間ではすぐに名を馳せていたようです。最近またブームになりつつあるエモエモシティポップ。色気のある歌声にオシャレなコード進行。どうやら椎名林檎の"丸の内サディスティック"やあいみょんの"愛を伝えたいだとか"にも起用されている【Just the two of us 進行】と呼ばれる定型のコードが使われているらしいです。
STAY まだここにいてね 君の
FAKEの笑顔を見せてよ見せてよ
STAGE4の癌にかかっているみたいかい?
AGE越しの性愛者でいいの
惚れ惚れするワードセンスですね。語感も良く節々で韻を踏んで、投げ放つように歌う語尾。ただ、同じシティポップでもSuchmosやNulbarichよりも柔らかい、和製に仕上げられた印象を受けます。
あんまりシティポップを聞かない僕でも親しみやすい、グワングワンしてないサウンド。ピアノとバスドラムのシンプルな演奏が曲全体をよりドープに演出しています。
こんな感じでしっかりと芯のあるバスドラムの音があるほうがグルーヴ感が生まれてシティポップとしては聴きやすくなるのかなと思います。
個人的にはこの気だるそうな歌い方、裏声の艶っぽさが堪らないです。地声がハスキーな人に限って裏声が透き通ってる現象なんなんですかね。
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ほえーシティポップもええもんやなと思って鼻ほじってたら息をつく間もなく投稿された『不可幸力』。聞いてみると初っ端から大ラップ。大分『東京フラッシュ』からテイストの変わった曲調。相変わらず素敵なグルーヴ感のあるイントロから想像をいい意味で裏切るヒップホップ要素を採り入れたAメロ。
膨らんだ妄想、幻想、真相を、いや、あれを探している
あれ、なに、わからないよ
それ、なに、甘い理想に 落ちる
welcome to the dirty night
みんな心の中から弱って朽ちていく
welcome to the dirty night
そんな世界だから皆慰めあっている
愛で 揺れる世界の 中で僕達は
キスをし合って 生きている
揺れる世界の 中を僕達は
手を取り合っている
なあなんて美しい世界だ
僕ら何度裏切りあっていても
まあ何とか手を取り合うんだ
まるで恋愛映画のラストシーンのような
取り上げたい歌詞多すぎてほぼ全歌詞載っちゃうよこれ。
前半部分、大サビに入るまでは全体的にダークな歌詞とメロディでぼんやりと現代社会に対するアンチテーゼを歌っていることが分かりますね。"クソッタレな世界で「あれ」を探しながら生きている。"みたいな。
そして前半部分で探し求めていた「あれ」。長い長い助走を経て大サビで明らかになります。
「愛で」
大サビで一気に明るくなる歌詞、オクターブ上がり耳を突くメロディでまさに打ち上げ花火のような緩急とインパクトのある曲構成です。何度聴いてもここのサビで鳥肌が立つ。
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驚くのは彼の生み出す曲の幅広さ。
えっこんなJPOPJPOPしてる曲も作れるのっ。なんかのインタビューでVaundyさんが言っていたのですが、最近のレコメンドの音楽のコード進行には一定の法則があり、それを分析して流行りに乗った音楽を作ったこともある、と。僕の予想ですが恐らくこの『怪獣の花唄』は件の通り比較的大衆向けに作られた楽曲なのでは無いでしょうか。
めちゃくちゃキャッチー。初めて聞いた時ミセス?って思ったもん。にしても高音もこんな伸びやかに歌えるんですね。万能すぎるな。
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そういやなーんか同じようなことをKing gnuの常田大希さんも言ってた気がします。King gnuもメジャーデビューアルバムのSympaあたりから割と大衆向けでトゲの少ない楽曲が増えている、、、のでは無いでしょうか。その代わり自分のやりたい事は全てmillennium paradeでやっている印象。
ちょっと悪い言い方をすると商業化された音楽がKing gnuで、millennium paradeは本当に常田さんがやりたい音楽 みたいな感じ。
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このお話に関しては全てのアーティスト共通で結構難しい課題なのでは無いでしょうか。最近流行りの漫画、「チェンソーマン」と同作者の「ファイアパンチ」にも同じことが言えそうです(笑)
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こんなところでしょうか。久々に書いてみると楽しいもんですね。最近文章を書く機会がめっきり無かったので気持ちいいです。
全然関係ないのですが最近の僕はFishmansやFLIPPER'S GUITARなんか聴いてます。最近だとLaura day romanceがイイ。
さーて1ヶ月間バイトがおやすみなのでこれからどうしようか、、
学生生活最後の休み期間が始まった訳ですがこのご時世なのでパーッと遊びに行く訳にも行かず。いやぁ、僕も含めて不憫だよな、学生。貴重な学生生活を台無しにされてるんだもん。こんな世界だから皆慰めあって行こう。ってね。
では。
夏だ!恋だ!クリープハイプだ!!
こんにちは。
第二波も順調に拡大していく恨めしいコロナのせいで、今年の夏は今までとは少し変わった夏が来そうですね。
と言っても、花火大会やお祭り、彼女と海へ旅行!なんて華々しいイベントとは元々無縁だった僕。強いて言うならばフェスが無くなったくらいですけど。
皆さんもいつもとは違う過ごし方をしているのでは無いでしょうか。
さて、みなさんが夏になると思い浮かべるアーティストは誰でしょう。
サザン、TUBE、湘南乃風、ORANGERANGE、、、色々あると思います。
僕が思い浮かべるのはクリープハイプというバンド。聞いた事ある方も多いでしょう。そう。あの変な声のバンドです。
今回はクリープハイプについて紹介したいと思います。
夏のせいにされても困る
尾崎世界観が作詞作曲、ギターボーカルを担当するあのバンド。この癖の塊みたいな名前も聞いたことがある方は多いでしょう。最近ではそのワードセンスと世界観が評価され小説も大人気です。
メンバーは尾崎世界観、ギターの小川幸慈さん、ベースの長谷川カオナシさん、ドラムの小泉拓さんの4人。2012年頃メジャーデビューし、2013年5月に発売されたサードシングルの「憂、燦々」で注目を浴びました。
聞けば一瞬で脳裏に焼き付く超独特なハイトーンボイス。悪くいえば耳を劈くような、よく言えば中性的で個性的な声。決して歌唱力では評価しきれないような独自の世界観を帯びています。
僕が夏とクリープハイプを結び付けるのは、「ラブホテル」という楽曲が僕とクリープハイプとの出会いだったからでしょうか。
夏のせい 夏のせい 夏のせいにすればいいからさ
冷たいくらいがちょうどいい
初っ端から責任感が微塵も感じられない歌い出し。
夏が何したってんだ。
しかしこの特徴的なボーカルとリバーブ、コーラス、エレキのエモーショナルなサウンド。何より歌詞が鮮烈で、不覚にも興味を惹かれてしまったのです。
私は君とは違うからね
「最後まで読んでくれてありがとう」とか
文末に書く煩わしさが大事なの
これだけで曲の雰囲気が何となく伝わってきませんか?
女性目線の歌詞、きっと恋人じゃない人と何度もラブホテルに行ってしまうような関係、、の歌なんでしょうね。
女性はその関係に満足していないながらも何度も体を預けてしまう、男は都合のいい関係だとでも思っていたのでしょう。
「えっ、そんなつもりじゃなかったんだけど とか今更言われても困るよ」とか
今更言われても困るよ
リアリティのあるラブソングが共感を呼んで人気なんだ!!と以前backnumberの記事で言いましたが。表がbacknumberならきっと裏はクリープハイプなのでしょう。恋愛は必ずしも美しいものではないのです。うんうん。
どストレートなエロに良さがある
「ラブホテル」もそうですが、クリープハイプにはなんともエロティックな楽曲が多い。小説化したらほとんどが官能小説になること間違いなし。
いやタイトル。隠す気もないんか。
しかしイントロのギターくそかっけぇ。うぜえ。
君はほんとに上手いよな
全く歯が立たないよ
君はほんとに狭いよな
全く間が持たないよ
逃げて!!良い子は早くブラウザバックして!!!
MVもいいんですよこれ。いいって言うべきなのか?わからんけど。
男のクズっぷりが超上手く表現されてる。アロハシャツ着た気だるそうな男。タバコをふかしながら女の人を駅まで見送る様子。
だってだってだってだってそれなら
どうせ最後はそうなるんだから
すぐできることをしよう もうアレしかないし
はぁ〜ん。なんだか嫌な切なさですね。男なんだけどさ、僕。女の人が聞いたらもっと刺さるんですかね。
結局恋愛模様を描くにあたってエロっていうのは欠かすことの出来ない要素なんですね。あんまりそういう曲が表に出ないから、こういうストレートにエロティックなリリックは刺さるんでしょう。
すごいぞ!尾崎世界観!
かといって、ちゃーんと綺麗な純愛模様も描くことができる。ずるいね。器用だね。
繋いでたいから 手と手握って
指と指の間からませたなら
もういらない もういらないよ
君の他にはなんにもいらないよ
えぇっ!?そんな歌詞もかけちゃうの!?
ストレートなラブソング。疾走感のあるリズムと例にならってボーカルを引き立てる絶妙なエレキ。
でも、指を絡ませるとか、もういらない を繰り返すフレーズとか、要所要所にアダルティックさを感じれます。
この歌詞だけ見て、少年少女の純愛だ!と思わせないのが、尾崎世界観の凄さなんです。
こちらは昨年末に発表された曲、「愛す」と書いて「ぶす」と読みます。なんだそれ。なんでもありか。
珍しくゆったりした曲調です。エレキが特徴的なバンドサウンドでしたが、今回はアコースティック風のバラード。
しかし尾崎世界観の巧みな言葉遊びは留まるところを知らない。
君がいいな 傍がいいな
やっぱり傍には 君じゃなくちゃダメだな
違うよ 黄身って 誤魔化して
蕎麦の中の 月見てる
!?!?!
「傍」「蕎麦」と「君」「黄身」を掛詞にした超高等テクニック。これだから日本語ってやめらんねえよ!!!兄貴!!!
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確かに好き嫌い分かれる声であることは事実。僕も初めて聞いた時はなんやこれおもろって思いながら聞いてました。ただ聞いているうちにその味わい深さに魅了されるでしょう。僕が保証しよう。
なんかピッチもバチバチにハマってる訳じゃなくて半音の半音低かったりするんですよ。「左耳」とか聞いてもらえればわかるかな。
https://music.apple.com/jp/album/%E5%B7%A6%E8%80%B3/1469480123?i=1469480368&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
ただこういう不完全さが逆に愛おしくなるんです。
ほんとに不思議な魅力です。
歌詞はなんだかドラマ的というか、文学的までいかない妙な伝わりやすさがあって幅広い層から理解されそう。
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にしても最近急に暑くなって困ります。ついこないだまで梅雨真っ盛りで涼しかったのに。
お陰で僕は毎日毎日エアコン付けながらベッドの中でマリカーしてます。なぁんにもやる気起きない。ただ生きてるだけ。しょうがないよね。これも全部夏のせい。それでもダメならコロナのせいにしてしまえばいいのだから!!!!!
では。
