こんにちは。
もう5月も折り返しです。4月から新しい生活がスタートし、だいぶ馴染んできた頃でしょうか。
かく言う私も、3月から赴任先の長野県に来て2ヶ月以上が経過したわけです。田舎暮らしにも慣れ、仕事も順調(?)にインプットしていってるところです。
長野に来て、大きく変化したことと言えば電車に乗らなくなったことでしょうか。都会と違い、車社会なので実家から車を拝借してきて、普段の移動はほぼ全て車になりました。
丁度お休みの今日も、1人で半日ドライブへ出かけていたのですが。
みなさんドライブ中にどんな音楽を聴きますか??
僕は大学の友人やバイト先の友人とドライブに行くことが多かったので、友達のグループ別に認知度の高い曲をピックしてマイリストを作っていました。(僕が曲流す担当になることが多かったので)
しかしまあ、認知度の高い曲をわざわざ選んで一人ドライブの時に聞く必要はないんですよ。自分の好きな曲を詰め込めば。
という訳で、本日は僕が一人ドライブで聴きたい曲を発表していきたいと思います。
ドライブというと、まあ車を運転する訳ですから、眠くなるような曲はNGですね。大前提として。従ってアップテンポが多めになると思ってご覧下さい。
1.桃/スピッツ (2007)
こちらは僕の大好きなアーティスト、スピッツの12枚目のアルバム「さざなみCD」に収録されているアルバム曲となっております。
シングルではないのですが、ファンからはかなり人気があり、隠れキラーチューンとしても知られています。
何がいいかというと、まずイントロ。このアルペジオ。爽やかすぎ。海沿いを走りたい。オープンカーで海沿いを走りながら聞きたい。
歌詞は切ない系ラブソング。たぶん。
切れた電球を今 取り替えれば明るく
桃の唇 初めて色になる
つかまえたその手を 離すことはない
永遠という戯言に 溺れて
相変わらず文学的な歌詞を書きやがりますねぇ。
しかし間抜けな僕でも、『永遠という戯言に溺れて』というフレーズからなんとなく切なげを感じ取ることは出来たようです。あっぱれ。
恋をしている時、手をつかまえた時は、ずっと続くんだろうなぁと思うんですよね。恋は盲目。うんうん。
個人的には2番サビの『よれよれの幸せを 追いかけて』という表現がすごく印象的です。
スピッツの曲ってこういう疾走感のある曲でもボーカルやギターが柔らかいので耳触りが非常にいいですよね。まさにドライブにうってつけ。
2. lovers/Laura day romance (2018)
こちらはLaura day romanceという日本のインディーズバンドの曲になります。
男女ツインボーカルで癖になるハーモニーと耳に残るメロディライン。ギターサウンドは結構しっかりしてるのですが、ボーカルはライトめで聞き心地がいい、疲れないルーズロックといった感じです。
君は眠る時に 僕の肩を借りたから
いつかその借りを 返しに来てね
この借りたか"ら"のとこで男女でパートが分かれるんですよね、この感じがなんともノスタルジックで可愛らしい。ぜひ聞いてみてください。
こういう曲は田舎道とか、周りにあんまり車が走ってないところで聴きたいですね!
3. LOVIN' YOU/kiki vivi lily (2016)
kiki vivi lilyという女性アーティストの楽曲になります。彼女は元々シンガーソングライター「ゆり花」
という名義で活動していましたが2015年に名義を変更して活動を開始しました。ブラックミュージック由来の艶っぽいグルーヴ感と小気味いいリズム、彼女の武器でもあるウィスパーボイスで非常に可愛らしい楽曲となっています。
洋楽全然詳しくないけどすごく洋楽っぽい。いい意味で。
lovin' you あっという間に もう戻れない
'cause I love, you know
またたく愛の隙間 映画のワンシーン思わず
lovin' you その唇に lovin' you 触れる前に
Let me sing this song lovin' you
歌詞も英語と日本語のハイブリッド。この語間の行き来が非常に気持ちいい。英語の区切り方とか、日本語との組み合わせとか、邦楽にしかできない良さを体現してくれている。めちゃくちゃ可愛い楽曲なのにテクニカルな仕上がりです。
こういう曲は深夜のハイウェイとかで聞きたいなぁ。首都高とか。良くない?どう?
まあ僕今長野なんですけど
4. Like Sixteen Candles/Yogee New Waves (2017)
僕自身、あまりYogee New Wavesを聞かなかったので知識こそありませんが、どうやら2013年に結成され、「都会におけるpopの進化」をテーマに活動を続けてきたバンドだそう。
なるほど、確かに何となく90年代サウンドの遺伝子を感じる曲調。Fishmansとかに影響受けてそうな伸びのある、西海岸を彷彿とさせる音作り。ドストライク。時代逆行というか、青春を感じられるバンドです。
中でも僕はこの『Like Sixteen Candles』が好きです。このsixteen candlesというのはThe Crestsの楽曲から取っているのだろうか。ちょっと詳しくは分からないんですけどね。
Like sixteen candles 思いのままにゆくだけさ
Life is short not show time 君が僕に火をつけたんだよ
夕立に 僕ら消される前に
溶け合うのも いい手かも
ごめんなさい、予備知識がないので16本のロウソクにどんなアレゴリーなのか分かりかねますが、この「溶け合うのもいい手かも」という表現が可愛くてお気に入りです。
なんとなくですが夕景が思い浮かぶような印象です。どうですか?夕日が沈むのを横目にこの曲を聴きながら信号待ちなんて。ヒュ〜〜!僕はシチュエーションを考える天才か!
5. Alternative Plans/ELLEGARDEN (2006)
今や伝説的なバンドと言っても過言ではない、ELLEGARDENの5枚目のアルバム「Eleven Fire Crackers」収録曲。こちらのアルバムは、ボーカル細美さんが完璧を追求して2度も発売延期がされたことで有名です。そういったこともあり、マジでコテコテの神盤。端から端までいい曲なのですが、ドライブというテーマに沿って考えたときこの曲が一番いいかなという結論に至りました。
まあもちろん1曲しか聞いちゃダメなんてことは無いので、是非アルバムごとまるっと聞いて頂きたいのですが。
なんと言ってもこの曲は歌詞がどうしようもないんです!!
Dreaming of that day
we have some alternative plans
Like holding hands and staring up and
count little stars
Smart enough to know it's sort of just a little joke
I'm sorry I never meant be like this
こちらはサビの歌詞になります。
割愛しましたが、AメロBメロで今の自分の自堕落な姿が描写されます。毎日夜更かししては昼過ぎまで寝る。金はギャンブルに注ぎ込み、自分を正当化して何とか生きている。
そしてサビ、簡単に訳すと、手を繋いで空を見上げ、星を数えるような日々を夢見るけど、そんなことはできっこない、ごめんね、こんな僕で。みたいな感じです。どうしようもねーーーwwwww
てな感じで、ダメ男の歌なんですが、曲調はくそ爽やかでかっこいいんです。ロックだなぁ。ロックだ。こんな曲聞きながらドライブしたらスピード出し過ぎちゃうかもしれませんね。
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てな感じでもう深夜3時になってしまったので5曲だけで切り上げさせていただきます。是非皆さんのプレイリストにこいつらを追加してやってください!
とくにkiki vivi lilyは僕的に深夜ドライブにはマスト!いつも聞いてます。
あと、Apple Musicに東京ハイウェイっていうプレイリストがあるのですが、かなり高感度で最新の音楽やインディーズなどからもピックアップしている、マジでこの記事書いた意味無くなる程素晴らしい選曲ですので是非聞いてみてください。
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つかそもそも一人ドライブに行く人口って絶対少ないよな。大人数でドライブする時は適当にWANIMAとかORANGE RANGEとかかけておけば間違いないでしょう!
では!