こんにちは。
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僕、プロフィールにも書いているとおり音楽経験が皆無なんです。何度もやりたいと思ってアコギ買ってみたり、ピアノの前に座ってみたりしたことはあったけど。
いつかやりたいやりたいとバンドを憧れの目で見ていたら、気付いたらやり始めるタイミングを失ってしまいました。
まあ今からでもやろうと思えばできるのかもしれないけれど。
僕みたいな感じで、バンドやってみたかったけどできてない!って人、とても多いと思います。
最近話題の「ボヘミアン・ラプソディ」、あんなん見たら絶対みんなバンドやりたくなるだろ。
バンドってカッコイイしキラキラしてるしモテるし最高だろ!絶対!!
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汗臭くたって、いいじゃない
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絶対モテてない男臭いしみったれたバンドを僕は知っています。
僕とサンボマスターの記念すべき邂逅は十数年前のナルトのオープニング。
いやー。初めて聞いた時は全く何も感じていませんでしたね。後からナルトのオープニングだったことを知ったくらい。
そして名前こそ知りながらも記念すべき再開を果たしたのは2015年。ROCK IN JAPANのLAKE STAGEでした。
夕方頃だったか結構ヘトヘトになりながら、なんとなく気になっていたサンボマスターのステージに初めて足を運びました。
暑かったなぁ。遠くにいるサンボマスターのボーカル山口さんの姿が蜃気楼のように見えたのを覚えています。
初めてまともに聴いたバンドでここまで心を掴まれると思っていなかった。
くっそ暑くて汗まみれでゼェゼェ言いながら見にきたステージはそれまでが涼しかったのかと感じるほど熱気に溢れ一体感に満ちていました。
サンボマスターの曲は元から語りパートが多いのですが、演奏中に「あれ?この曲こんなに語りパート多かったっけ」とにわかの僕が気付くほどアレンジされているし、MC中も何も考えず思ったことをそのまま叫んだような素直で粗末な言葉を大声でぶつけてくる。
熱い熱い。熱すぎる。
なんだコイツら。ブサイクだけどクソカッケェ。
「日が沈むまで無敵のロックンロールできますよね?」
できますできます。させてください。
そしてなにより、観客との一体感がすごい。
観客はほとんど男性だったような気がしますが、お前らもサンボマスターだっけ?って思うくらい合体してる。コールアンドレスポンスとか、口上に対する反応とか、仕込みかよってくらい一体感。見てるだけですげえ楽しい。
とにかく終始、山口さんの情熱的で魂の込められまくったMCと、MCをそのまま演奏に乗せたような音楽に目と心を奪われ続けてしまいました。
そして再び思うのです。
「バンドやりてえ」
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ら、のはなし
僕がもし、バンドをやったとしてもサンボマスターのようには絶対なりません。なろうとしてもなれません。
あんなにストレートでパンクでファンクな音楽、誰にも作れっこない。
もちろん他のパンクバンドを当時から沢山知っていました。ライブを見たこともありました。
でもその中でもここまで魂を揺さぶられたことは無い。魂のリリックや。
山口さんはレコーディングの際は一発録りすることをモットーにしているらしく、ライブと同じような感情表現を音源上でも行うことに力を注いでいるのです。
伝わってますよ、そのエモーション、熱く僕の、皆の心を揺さぶってますよ。
自分のモットーを貫く潔さと音楽に対する真摯さ。火影を目指す真っ直ぐなナルト少年のような野心が垣間見えます。
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こんなことを思い出しながら書いてたらまたまたバンドがしたくなってきた、、
もう就活目前だしなぁ、、音楽を始めるには遅すぎた、、
もしも仮に僕が音楽をするならどんなバンドを目指すかって? う〜ん、そうだなあ、、
仮に、仮にですよ
仮に本当にですね、いやもうやめましょうこんな話は
僕は今こうやって高まってることがね、すべてなわけですよ
だからね、「仮に」とか「もしも」とかもうやめようじゃないですか
僕は歌うわけですよ
やめましょうか。この話は。
では。