こんにちは。
諸事情で記事にはちゃんと書けませんでしたが、今年もロッキンに参加してきました。(もう三 ヶ月前の話ですが。怖い。)予定が多かったため10日だけでしたが。
しかし10日はかなり僕得なアーティストのラインナップだったので朝から晩まで興奮の冷めやらぬスケジュールでした。
ポルカ、スキャンダル、でんぱ組、緑黄色社会、ユニゾン、バンプ、、、
しかしまあ僕が見たアーティストの中でも、今年1番インパクトがあったのは他でもない"never young beach" のステージでした。
時代逆行バンド
never young beach。ネバヤン。ご存知でしたでしょうか?ボーカルの安部勇磨さんは俳優の高橋一生さんの実弟です。
活動したのが2014年頃からでメジャーデビューは2017年なので、新しめのバンドと言ってもいいでしょう。
ロッキンの出演が決まってから、音源を1度も聞いたことがなかったバンドだったのでYouTubeで漁ってみました。1番上にでてきた『明るい未来』という楽曲のMVを見てみることに。
カップルらしき二人が仲良く戯れている姿がホームビデオ感覚で、演奏風景と交互に流れるよくあるMV。
胸が締め付けられる。
演奏もなんだかレトロな雰囲気を醸し出す感じ。YOUR SONG IS GOODとか、ユニコーンとか、その世代の人にはかなりハマりそう。
そしてボーカルの声。なんだかやるせない感じのゆったりした声。脳内麻薬が分泌される。
コメントに"時代逆行バンド"という表現を見つけましたが、まさに的確な表現。
高音信仰の今日には不似合いといえる独特な楽曲。どこかレゲエっぽい、きっと8.90年代のバンドサウンドに影響を受けているのだと思いますが、98年に誕生した僕の心さえくすぐりやがります。
「お別れの歌」
そんなnever young beachの代表曲に『お別れの歌』というものがあります。こちらもMVがYouTubeにあるのですが、これがマジで涙無しには見れない。
小松菜奈さんが主演のMVなのでかなり有名になっていて、数百万回再生されています。
MVは7分半ほどですが、曲自体は3分程度のコンパクトなもの。タイトルの通りお別れを歌った歌なのですが、ダラーっとした小松菜奈との恋人生活が描かれたこのMV、見終わる頃にはきっと誰しもが小松菜奈と別れた気持ちになっているはず。
しかしまあなんというか、こういうお別れソングって世の中にはたっくさんあるわけじゃないですか。
それこそシンガーソングライターにありがちなしっとりとしたバラード曲だったり、ポップで励まされるような曲だったり。
never young beachの「お別れの歌」はなんだか、温かい気持ちになれるお別れソングですね。お別れは寂しいものではあるけど、確かに寂しいけどどこか温かみがある。
立ち直れる!とか励まされる!とはまた違った意味で前向きになれる気がします。
こちらフジロックでのお別れの歌のライブ。
会場全体がなんだかほっこりしている。バンドのビジュアルといいサウンドといい、ゆる〜く心の隙間を埋めてくれるような独特の良さ。
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最近めちゃくちゃ涙脆くって、知らない人の結婚式のムービーとか見て1人でダラダラ泣いてます。
泣くのってなんかスッキリして気持ちいいんですよ。心が洗われる気がして。
笑うのもいいですけど泣くのも大事だと思いますね、たまには。
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話は変わるんですけど、MOROHAというバンドをご存知でしょうか。僕も名前しか知らなかったのですが。
友達に勧められて初めて聞いてみました。
ポエトリーリーディングというジャンルらしい。メロディー先行型の自分にとって、ラップやら語り系の音楽は少し苦手意識がありました。
いや正直初めて聞いた時はなんやねんこれふざけてんのかって思いましたよ。経験値もなかったし。
しかしなんでしょうこの独特の語り口というか言葉のチョイスというか。アコギのメロディー自体はかなり洗練されていて聞きやすい。
語りのテンポ、抑揚というか音程がすごく癖になってしまう、、
互いが互いの月と太陽、、、どうやったらこんな歌詞出てくんだ、、
もし興味があったら少し聞いてみて欲しい、かもしれないです。
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では。